マイヒストリーの会 ~自分の半生を90分語り合い、聴き合う会~

「マイヒストリーの会」という普通の人々の半生を90分間聴くという活動で得た、生きるヒントをお伝えしています

人は見た目が1割

「人は見た目が100パーセント」というドラマが

放送されていたり、

少し前に「人は見た目が9割」という書籍も

話題になっていたように思います。

 

これらは自分が相手から見られる立場として考えると

本当に書かれている通りかもしれません。

私も初めて会う人に対しては、

できる限り襟のついたシャツで会うように意識したりしています。

 

では、逆にこちらが相手を見るときはどうでしょうか?

確かに相手の見た目の情報から

相手の人柄などを推察することは大事です。

しかし、同時にその相手の第一印象を

「確定ボックス」に入れてしまってはダメだと思うのです。

 

この人はきちんとしたジャケットを着て、

丁寧な話し方をされる人だから良い人だと思ったら、

それは気をつけなければなりません。

 

ある例として、最近の泥棒の服装はスーツだそうです。

なぜなら、「一番疑われないから」

真っ昼間の住宅街をスーツ姿の男性が歩いていても、

セールスマンか何かだと思いますよね。

 

逆も然りで、見た目がラフな人であっても、

実は今は引退している経営者だったりもあるかもしれません。

スティーブ・ジョブズなどはまさしくそのような格好ですものね。

 

ですので、こちらが相手を判断しようとする場合は、

見た目などの見えている情報は、あくまでも一情報として

捉えておくに留めておいてください。

 

マイヒストリーの会で、色んな人の話を聴いていると、

ホント、見た目じゃないんですよ、人は。

 

見た目からは、全然分からない人生がそこにはある。

それがマイヒストリーの会です。

 

ではでは。